スズメバチハンターとしての私の役割・仕事

★スズメバチハンターとしての役割

ｽｽﾞﾒﾊﾞﾁと私の出会いは大学の頃。嫌な思い出というよりはむしろ興奮＆感激★ もっと数多くのスズメバチの巣を見たかった私はｽｽﾞﾒﾊﾞﾁを活かすｽｽﾞﾒﾊﾞﾁﾊﾝﾀｰへ。

ｽｽﾞﾒﾊﾞﾁといえば怖い、危険、刺されたら死ぬなど良い話は聞きません。

一方私がｵｵｽｽﾞﾒﾊﾞﾁと出会った時、恐怖や恐れではなく、『こんなにﾃﾞｶｲｽｽﾞﾒﾊﾞﾁがいたのか！？』と大興奮！！以後ｽｽﾞﾒﾊﾞﾁの魅力に取り付かれた人間です。

ｽｽﾞﾒﾊﾞﾁﾊﾝﾀｰになろうと思ったのも、研究室ではなく、自然に暮らしているｽｽﾞﾒﾊﾞﾁをたくさん見たかったからです。

今全国的にもｽｽﾞﾒﾊﾞﾁがたくさん発生し、ｽｽﾞﾒﾊﾞﾁを駆除する側になればいくらでもｽｽﾞﾒﾊﾞﾁに出会える。これが私のｽｽﾞﾒﾊﾞﾁﾊﾝﾀｰとしての始まりです。

もちろん多くの方にとってｽｽﾞﾒﾊﾞﾁは危険な存在です。

『子どもがいて刺されたら心配だから・・』

『ｱﾚﾙｷﾞｰを持っているから・・』

『近所の人が刺されてしまっては大変だ・・』

理由は様々です。

軒下のｷｲﾛｽｽﾞﾒﾊﾞﾁの巣
このように家の軒先に立派なｽｽﾞﾒﾊﾞﾁの巣ができたら、まずあせるはずです。

実際には、このような家の軒下のｽｽﾞﾒﾊﾞﾁは、人の存在に慣れ、巣に直接刺激しない限り、襲われることはあまりありません。

壁の中へ出入りをする働き蜂
人が近づかない場所では、危険でない場合もあります。

庭木のｺｶﾞﾀｽｽﾞﾒﾊﾞﾁの巣
庭木の中のｽｽﾞﾒﾊﾞﾁの巣に気が付かなければ、営巣終了までｽｽﾞﾒﾊﾞﾁと一緒に暮らしていたかもしれません。

『ｽｽﾞﾒﾊﾞﾁは危険なだけではなく、生態的にも大変貴重な存在だから』、と説明するわけにもいかない場面は、本当に多々あります。

そこでｽｽﾞﾒﾊﾞﾁﾊﾝﾀｰの私はこの巣を捕獲＆撤去します。

良い場所があればｽｽﾞﾒﾊﾞﾁの種類によっては新たな場所へ移動します。しかし新しい場所でもｽｽﾞﾒﾊﾞﾁは問題になる場合がほとんどです。

仕方ないから家へ持って帰ってきても、我が家にも子どもがおり、これまた刺されては大変困ります。だからといって捕ったハチを殺し、燃えるｺﾞﾐに出してしまうなんて、私には出来ません。

そんな理由から、生きたままでは厳しくとも独自に別の形で活かす方法を模索してきました。

これが全てではありませんが、捕ったスズメバチは次のような形で活かしています。

★ｽｽﾞﾒﾊﾞﾁ標本
多くの方に本物のｽｽﾞﾒﾊﾞﾁを見てもらいたい。そんな思いからスズメバチの標本を作製・販売しています。

ｽｽﾞﾒﾊﾞﾁの標本専門店『ｽｽﾞﾒﾊﾞﾁの里（携帯ｼｮｯﾌﾟ）』

★ｽｽﾞﾒﾊﾞﾁの焼酎付け
判らないことが多いのですが、昔から健康飲料として知られています。私も風邪の時などに飲みますが、効く時は本当に効きます。私はこの焼酎付けを、『ｽｽﾞﾒﾊﾞﾁの命』を頂く飲み物だと考えています。

★ｽｽﾞﾒﾊﾞﾁの幼虫・蛹
ｽｽﾞﾒﾊﾞﾁの幼虫や蛹ですが、主に食用です。会津里山に暮らすｷｲﾛｽｽﾞﾒﾊﾞﾁは、都会の何を食べているかわからないｷｲﾛｽｽﾞﾒﾊﾞﾁに比べ味も質も良いはずです。私も妻に料理してもらった蜂の子を食べますが、なかなか美味しいです★

特にたくさん駆除が依頼の来る、このｷｲﾛｽｽﾞﾒﾊﾞﾁの巣の販売もしています。

私のｽｽﾞﾒﾊﾞﾁﾊﾝﾀｰとしての役割は、害虫駆除の業者としてｽｽﾞﾒﾊﾞﾁの撤去を請け負い、今までのｽｽﾞﾒﾊﾞﾁの経験や知識を活かして捕獲し、最大限に有効活用することです。

ｽｽﾞﾒﾊﾞﾁはただ殺すべき生き物ではない、こういった考えのもとで仕事をしています。

★ｽｽﾞﾒﾊﾞﾁｻｲﾄﾒﾆｭｰ