★コガタスズメバチの特徴

庭木の中、屋根の軒下など開放空間に30センチ程の巣を作ります。

オオスズメバチを一回り小さくしたような 黄色と黒の縞模様のあるスズメバチです。

おとなしいスズメバチで、巣に近付いても 攻撃はしてこない事が多いです。



軒下のコガタスズメバチの巣


巣作りを行うコガタスズメバチ

コガタスズメバチと聞くと、小さいスズメバチ を想像してしまうかもしれませんが、 キイロスズメバチ よりも大きいです。オオスズメバチに姿が似ており、 ちょうど一回り小さくした様なスズメバチなので、 この名前がついたのでは、と考えています。

コガタスズメバチの体長は女王蜂で25〜29mm、 働き蜂は21〜27mm、雄蜂は22〜26mm程です。

コガタスズメバチは全国的にも幅広く分布し、 最近では、都市近郊にも営巣が見られる ようになり、問題になっています。

これは、いろいろな昆虫を獲物としていること、 そして庭木や軒下、ガレージの中など、丁度良い環境があれば 営巣出来てしまうからです。


庭木の中のコガタスズメバチの巣

コガタスズメバチの女王蜂は、5月から6月に越冬から目覚め、 巣作りを開始し、6月から9月には働き蜂が羽化します。 雄蜂と女王蜂は、9月から11月頃には羽化します。 これは地域差があります。

交尾後、女王蜂は来年の春まで主に朽木の中で冬を越します。

コガタスズメバチの初期巣は特徴的で、トックリを ちょうど逆さまにした様な形です。これだけでコガタスズメバチと 区別できます。


我が家の車庫に出来た初期巣

なおこの徳利の棒の部分は、羽化した働き蜂によりかじり取られ、 その後、巣は一般的なボール状になります。

コガタスズメバチの巣は、大体バレーボールくらいになり、 庭木の中、軒下などに巣を作るため、よく見かけると思います。

働き蜂が羽化した後、巣はどんどん拡張され、大体直径が 25センチから30センチにまでなります。巣への入り口は1箇所で、 横にできます。

コガタスズメバチの餌のバリエーションは広く、 ハエやアブ、ハチなんかも獲物になります。またアシナガバチの 幼虫やサナギも肉団子にしてしいます。

この他に、成虫は木の樹液を好むようです。

コガタスズメバチの性格は、比較的おとなしく、 巣に近づいても、威嚇や攻撃はされません。 巣を刺激しない限りは、刺されることはないでしょう。

ただし、一度巣を刺激すると、『こんなに入っていたのか!?』かと 驚くぐらい、巣穴から働き蜂がワラワラでてきます。

生垣や庭木などの剪定や草刈りなどの作業中、 巣があること気が付かず、巣または巣付近の枝をゆすってしまい、 刺される事が多いようです。

一度巣に刺激を加えると、それ以降警戒心が高まり、 近づいただけで刺されることもあるので、コガタスズメバチとはいえ、 充分注意が必要です。

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