スズメバチハンターとしての私の役割・仕事
・様々な理由から、人との共同生活が出来ないスズメバチの巣を捕獲・撤去。
・捕ったスズメバチは他の場所で営巣してもらうか、私が別の形で活かす。
・害虫駆除業者と研究者の中間位の位置にいるスズメバチハンター。
スズメバチといえば怖い、危険、刺されたら死ぬなどなどあまり良い話は聞きません。
しかし私がオオスズメバチと出会った時、恐怖や恐れではなく、『こんなに大きな
スズメバチがいたのか!?』と大興奮!!以来スズメバチの魅力に取り付かれた 人間です。
スズメバチハンターになろうと思ったのも、研究室ではなく、自然に営巣している
スズメバチにたくさん出会いたかったからです。
今全国的にもスズメバチがたくさん発生し、夏から秋と、スズメバチに関して報道
されない年はないくらいです。そこで、スズメバチを駆除する側になればいくらでも
スズメバチに出会える。これが私のスズメバチハンターとしての始まりです。
もちろん多くの方にとってスズメバチは危険な存在で、目の前にぶら下がった
スズメバチの巣はなんとも危険な存在で、一秒でも早く駆除してもらいはずです。
子どもがいて刺されたら心配だから。
アレルギーを持っているから。
近くの人が刺されてしまったら大変だから。
理由は様々です。

屋根の軒下に作られたキイロスズメバチの巣
こんな感じで家の軒先に立派なスズメバチの巣ができたら、
まず「どうしよう〜・・」とあせるはずです。
しかし実際には、このような家の軒下のスズメバチ達は、人の存在に慣れており、
スズメバチに直接的に刺激しない限り、襲われることはあまりありません

壁の中へ出入りをするキイロスズメバチ
人の出入りのない場所では、全く危険性のない場合だってあります。

庭木の中のコガタスズメバチの巣
庭木の中にスズメバチの巣があることに気が付かなければ、営巣終了まで
スズメバチと一緒に暮らしていたかもしれません。
スズメバチは危険なだけではなく、生態的にも大変貴重な存在だから・・・、
と説明するわけにもいかない場面は、本当に多々あります。
そこでスズメバチハンターの私はこの巣を捕獲&撤去します。
本来でしたらそのまま別の場所へ移動し、新たな場所で営巣してもらいたい
のですが、その新しい場所でもスズメバチは問題になるでしょう。良い場所
があればスズメバチの種類によっては新たな地で営巣させます。
移動できない場合、仕方ないから家へ持って帰ってきても、我が家にも
子どもがおり、これまた刺されては大変困りますし、だからといって捕った
スズメバチを殺し、そのまま燃えるゴミに出してしまうなんて、とても
私には出来ません。
そんな理由から、生きたままでは厳しくとも独自に別の形で活かす方法を
常に模索しています。
全てではありませんが、捕ったスズメバチは以下のような形で活かしています。
◆スズメバチ標本
多くの方に本物のスズメバチを知ってもらいたい、そんな思いからスズメバチの
標本を作製・販売しています。
スズメバチの標本専門店『スズメバチの里』
◆スズメバチの焼酎漬け
多くの面で判らないことが多いのですが、昔から健康に良い物として知られています。
私も風邪の時などに飲みますが、効く時は本当に効果的です。私はこの焼酎漬けを、
『スズメバチの命』を頂く飲み物だと考えています。
◆スズメバチの幼虫
スズメバチの幼虫や蛹ですが、主に食用となります。会津里山に暮らす
キイロスズメバチも雑食ですが、都会のキイロスズメバチに比べ、味も質も
良いはずです。私も妻に料理してもらった蜂の子を食べますが、なかなか
美味しいです★
特にたくさん駆除依頼の来る、このキイロスズメバチの巣の販売も行っています。
そんなわけで私は、害虫駆除の業者としてスズメバチの撤去を請け負いながら、
今までのスズメバチの経験や知識を活かし、捕獲後、最大限に有効活用を努力する
スズメバチハンターであると考えています。
スズメバチはただ殺すべき生き物ではない、こういった考えのもと、 仕事をしています。
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寺部 宏一
玉川大学農学部農学科
昆虫学研究室卒業後、
スズメバチハンターとなる。
詳しいプロフィールはこちら
所在地:三重県津市
携帯:090-8781-8350


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