寺部 宏一
玉川大学農学部農学科
昆虫学研究室卒業後、
福島県会津にて、
スズメバチハンターとなる。
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所在地:福島県喜多方市
電話:0241-38-3033
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それぞれのスズメバチには巣の作り方や模様など、さまざまな特徴がありますが、
ある程度どれがどのスズメバチかわかるよう、簡単な見極め方を紹介します。
まずは巣がどこにできたのかについてみてみると・・・。
◆巣が土の中にできた場合
これはほぼ間違いなくオオスズメバチです。オオスズメバチは間違いなく土の中に
巣を作ります。 ただし、たまにヒメスズメバチなど、閉鎖空間に巣を作るスズメバチも
土の中の空間を利用して巣を作る場合もあります
◆巣が外にむき出しの場合
キイロスズメバチ(夏以降)とコガタスズメバチがこれにあたります。
コガタスズメバチの場合、大きくてもバレーボールくらいまでで、働き蜂の数も
そんなに多くありません。
一方キイロスズメバチは、よく屋根の軒下に大きな巣を作ります。その大きさは、
直径50cmにも60cm以上にもなります。そして、とにかく働き蜂の数が ハンパではありません。
ちょっとでもチョッカイだせば、巣はびっちり働き蜂で 覆われます・・・。
これはコワイですよ(汗)
この写真もなかなかすごいとこ撮れたのですが、実際の働き蜂の数は
この数倍です。そして飛んでつっこんでくる蜂もいますから、蜂の数だけでも
スゴイ状態になってしまいます。
◆巣が木の中など閉鎖空間にある場合
モンスズメバチ、ヒメスズメバチ、チャイロスズメバチ、キイロスズメバチ
(初夏まで)がこれにあたります。
ヒメスズメバチはオオスズメバチに次いで身体が大きいのですが、おとなしく、
働き蜂の数もそれほど多くありません。
モンスズメバチは、大きさはスズメバチの中では小さい方ですが、
働き蜂の数は多くなります。また夜活動する点も他と異なります。
夕方以降も盛んに活動しているようであれば、モンスズメバチの可能性は
高いです。
チャイロスズメバチは色が特徴的です。オシリは真っ黒で、胴体は
赤茶色をしています。また、先ほど書きましたが、チャイロスズメバチ
以外の蜂(キイロスズメバチもしくは モンスズメバチ)と、
仲良く巣で活動しているようでしたら間違いなくチャイロスズメバチです。
ちなみにキイロスズメバチですが、実はこのハチは引越しをします。
というのも、初夏ぐらいまでは家の屋根裏や隙間、木の中など
閉鎖空間に巣を作りますが、しばらくすると全員で引越しを行います。
そして、屋根の軒下など目立つところに大きな巣をとても短時間に
作ってしまいます。
たまに駆除の仕事をしていますとこんな話を聞きます。
「盆頃は巣は無かったのに、ある時突然巣ができていた・・・」
これはキイロスズメバチの特徴の一つです。初めは比較的安全なところに巣を作り、
仲間を大量に増やしてから、あえてひらけたところに巣を作ります。
わざと大きな巣を見せ、自分達の強さをアピールしているのかもしれません。
最後にツマグロスズメバチですが、これは沖縄以南にしかいないので、
まずお目にかかる機会はありません。(とても残念ですが・・・)
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