★ヒメスズメバチの特徴

ヒメスズメバチは2番目に大きなスズメバチですが、 一番おとなしく、営巣規模は1番小さいスズメバチです。

巣は木の中、屋根裏、壁の中など閉鎖空間に作らます。

頭部のあごの色が茶色で、オシリがカラフルで 最もきれいなスズメバチです。



土の中のヒメスズメバチの巣


見つかったヒメスズメバチの巣

ヒメスズメバチは、二番目に大きなスズメバチで、 24mmから37mmになります。腹部の先端部分が黒く、 簡単にその他のスズメバチと区別する事が出来ます。

ヒメスズメバチはおとなしく、営巣の規模も小さいです。 そして木の空洞、屋根裏などの閉鎖空間に巣を作ります。

ヒメスズメバチはアシナガバチのみ狩り、これを幼虫の餌とします。 そのためアシナガバチに依存した状態で生活しており、 短い生活史を持っています。

ヒメスズメバチは、スズメバチの中で一番営巣期間が短く、 基本的には8月には子育てを終えます。

女王蜂は5月から6月ころ越冬から目覚め、7月には働き蜂が羽化し、 8月には新女王蜂と雄蜂が羽化します。そして9月には、 巣は解散となります。

ヒメスズメバチは、大きい身体ですが小さな巣しか作りません。 その他のスズメバチは、大きく巣を作り自らの力をアピール しているかのような営巣を行いますが、 ヒメスズメバチはその道を選ばなかったようです。

ヒメスズメバチは餌として狩るのはアシナガバチだけで、 アシナガバチにとっては天敵となります。

ヒメスズメバチは各種のアシナガバチの巣を襲っては、 幼虫または蛹を巣穴から引っ張り出し、 体液のみを吸い、自分の巣へ持ち帰ります。

アシナガバチの成虫は捕えないだけでなく、他の昆虫も餌にしません。 なんとも風変わりな食性を持つスズメバチです。

これとは別に、他のスズメバチと同様、木の樹液はなめにやってきます。 甘い物は別腹のようですね(私と同じ・・??)。

ヒメスズメバチは大変おとなしく、巣に近づいた 程度では攻撃はしてきません。

ですが、もちろん下手に巣に刺激すれば攻撃を受けます。

巣を刺激すると、威嚇行動をとり、人の回りを「カチカチ」 という警戒音を出しながら、飛び回ります。

ヒメスズメバチは大きいので、威嚇し、 周囲を飛び回られるとかなり迫力があります。

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