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【引っ越しをするスズメバチ】
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民家では キイロスズメバチでよく見られます。

はじめ女王蜂が屋根裏、壁の中、樹の中などに母巣を作ります。

その後、巣が大きくなり場所が手狭になると、軒下などの開けた場所に引っ越しをします。

全てのキイロスズメバチが引越しを行うわけではなく、初めに営巣した場所に、ある程度の空間があると引越しはしないようです。

引っ越しせず、屋根裏の広い空間を利用し、活動を続けるキイロスズメバチ。


キイロスズメバチは、危険の多い女王蜂単独での営巣を、温度も保ちやすく、隠れたところで安全に行います。

働き蜂がたくさん羽化し、気温も高くなると、みんなで協力し新しい大きな巣を一気に作ります。

様々な条件をうまく活用し、的確に活動している点が素晴らしいですね。


引越しを行うのはキイロスズメバチだけではありません。

モンスズメバチで頻繁に、 チャイロスズメバチでも観察されます。

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