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【スズメバチの刺し方はやっかい】
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スズメバチの刺し方はやっかいです。

人に向かって一直線に飛んできて、体当たりをしながら刺していきます。

うまく相手の体や服にとまることができると、6本の足で体を固定し、さらにあご(口)で相手の体にかみつき、 より自分の体を安定させます。

そして、自慢の針で何度も相手を刺すのです。

スズメバチはあんなに小さな体をしているのに、自分の針を最大限に活かす方法を知っているのです。

また、スズメバチの毒液の中には警報フェロモンと呼ばれるフェロモンが含まれています。

このフェロモンは同じ巣の仲間に敵が来たことを伝える役割をしています。

つまり、スズメバチが毒液を敵の体内に入れつつも、この警報フェロモンを使い仲間を呼んでいるのです。

刺している間に仲間も呼び、働き蜂の数を増やし、もっともっと痛い目に遭わせてくるのです。

これがスズメバチのなんともやっかいな刺し方です。

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